2016.12.05

田の神様を迎える伝統神事「あえのこと」。

奥能登に伝わる伝統神事「あえのこと」が行われました。「あえのこと」は1年の収穫を終えた12月5日に、田の神様を家にお迎えしてごちそうで感謝し、翌年2月9日に五穀豊穣を祈り田んぼへと送り出す農耕儀礼です。国の重要無形民俗文化財、世界無形遺産にも登録されている大切な神事は、農家さんたちにとって欠かせない恒例行事となっています。

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今年も私は能登町柳田植物公園の合鹿庵で行われたあえのことへ行ってきました。時折雨が降る中、厳かに神事が行われました。夫婦神である田の神様は目が見えないため、丁寧にご案内します。

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まず、長い間泥にまみれで働いてくださった神様に汚れを落としてもらうため、暖かいお風呂でおもてなしします。

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次に座敷に通し、真心を込めて作られたお膳を田の神様にお供えします。

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一年の労をねぎらい、翌年2月9日までゆっくりと過ごしてもらうのです。

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世界でも注目を浴びている「あえのこと」。今後も多くの方に知っていただきたい奥能登の伝承神事です。

(written by sayako)

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